日常生活で様々な動きをする時に、筋肉は人の体の中で重要な役割を果たします。筋肉は、表面にある皮膚の下にあります。何らかの原因で筋肉を痛めると痛みを感じるのですが、その痛みは、はっきりしないことがあります。
人は、目でみて分からない痛みはその発生源を特定することができず、脳が勝手に痛みの程度を大きくイメージすることがあるのです。
つまり、痛みがあると思っている所には、痛みの発生源がない可能性があるのです。この痛みの錯覚が、痛みの改善に大きな支障をあたえているのです。ここに、なかなか痛みが改善しない仕組みがあるのです。
トリガーポイントは、痛みを知らせてくれる信号と言いました。実は、このトリガーポイントには、もう少し先の話があります。
トリガーポイントには、もう一つの責任トリガーポイントというものがあります。この責任トリガーポイントを刺激すると
「あっ!!ここだ!」「(痛い所に)当たった!」と意識するのです。
これこそ痛みの発生源であり、この発生源をたたかない限り痛みを大きく改善することはできません。言い換えれば、責任トリガーポイントをしっかり治療することができれば痛みは大きく改善し、解消されます。
トリガーポイント療法は、まさに、この責任トリガーポイントをしっかり狙って、痛みを根元的に取り除いていく治療法です。
トリガーポイント療法は、効果は高いのですが、責任トリガーポイントは誰でも探せるものではなく、特殊な技術と知識が必要となります。
当院は、トリガーポイント研究会に所属し、定期的に研究会に参加し、常に知識や技術を研鑽しています。日々の訓練において、はじめてより効果的な治療結果を出すことができるのです。
トリガーポイント療法は、あなたが気づいていない痛みの発生源を探し当て施術する画期的な治療法なのです。
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